この記事が役立つ方

法人の担当者・経営者、仕事でAIやITを活用したい個人

毎月同じExcel処理をしているなら、マクロで負担を減らせるかもしれません。ただし、AIが書いたコードを本番ファイルでいきなり実行するのは避けましょう。小さく安全に試す順番を紹介します。

QUICK MAP一枚で分かる、考える順番
  1. 01処理を言語化
  2. 02架空データで作成
  3. 03コピーで照合
  4. 04手順と担当を保存

矢印の順に、自社の状況へ置き換えて確認しましょう。

1. 繰り返す処理を日本語で書く

どのファイルを開き、どの列を読み、どこへ結果を置くかを順に書きます。判断が曖昧な部分は先に確認します。入力の形式が毎回変わる仕事なら、表の整理が必要かもしれません。

Excelを使い続ける案と、クラウドサービスや独自システムへ移す案も比較します。自動化の手段を最初から一つへ固定しないでください。

2. コードより先に制約を伝える

元ファイルを上書きしない、削除しない、出力を別ファイルにするなどを指定します。シート名、列、空欄、重複の扱いも伝えます。AIにはコードと確認方法を一緒に求め、内容を理解する担当者が検査します。

秘密や個人情報を入力せず、架空のサンプルを使います。外部から取得したマクロを無条件に有効化しないでください。

業務システムの画面と裏側を相談する説明用イメージ
AI生成による説明用イメージ。実在のお客様・導入現場ではありません。

3. コピーで正常と例外を試す

元データのバックアップを確保し、試験用コピーで少数の行から確認します。空欄、日付の違い、重複、対象なしも試します。処理後の件数と金額を手作業の結果と照合します。

途中で止まったときの状態と、再実行して重複しないかも確認してください。速く終わっただけでは、正しく処理できたことになりません。

4. 引き継げる手順にする

実行する条件、対象ファイル、結果の確認、エラー時の相談先を残します。特定のパソコンや個人の設定へ依存しすぎていないかを確認します。利用環境が変わる場合は再テストし、変更履歴を残します。

担当が休むと止まる自動化では、負担の場所が変わっただけかもしれません。保守できる範囲で使い続けましょう。

判断に使う比較表

自分の仕事へ置き換えるための整理表
段階 すること まず確認する内容
処理を言語化 繰り返す処理を日本語で書く どのファイルを開き、どの列を読み、どこへ結果を置くかを順に書きます。
架空データで作成 コードより先に制約を伝える 元ファイルを上書きしない、削除しない、出力を別ファイルにするなどを指定します。
コピーで照合 コピーで正常と例外を試す 元データのバックアップを確保し、試験用コピーで少数の行から確認します。
手順と担当を保存 引き継げる手順にする 実行する条件、対象ファイル、結果の確認、エラー時の相談先を残します。

相談前のチェックリスト

  • 元データを保護
  • 例外と再実行をテスト
  • 引き継ぎ手順がある

よくある質問

AIが作ったマクロをすぐ使ってよいですか?

コードを確認し、コピーと架空データで試してください。削除や上書き、外部送信の有無を特に確認します。

具体的な仕様が決まっていなくても相談できますか?

困っている作業、利用する人、希望時期を分かる範囲でお知らせください。一般的な記事の内容をそのまま当てはめず、現状と制約から必要な支援範囲を確認します。

NEXT STEP / 次の一歩

自社の場合を、
一緒に整理する。

繰り返すExcel処理と、表の項目を教えてください。データ整理、マクロ、システム化の適切な範囲を検討します。

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