法人の担当者・経営者、仕事でAIやITを活用したい個人
毎月レポートを作っているのに、次に何を変えるか決まらない。数字の名前より先に、会議で何を判断したいかを決めましょう。最終目標と、その途中で確認する指標を分けます。
- 01経営の判断
- 02最終目標
- 03途中の指標
- 04担当が改善
矢印の順に、自社の状況へ置き換えて確認しましょう。
1. 会議の最後に決めたいことを書く
予算を増やす、対象を変える、対応を改善するなど、判断する内容を先に書きます。眺めるためだけの数字を減らし、必要な前提と比較を揃えます。売上などの結果と、行動の量は区別してください。
数字が増えたことだけで、仕事が良くなったと判断しないようにします。
2. 最終目標から途中の指標を選ぶ
KGIは目指す結果、KPIは途中で状態を確認する指標です。売上を目標にするなら、相談、商談、提案、継続など、つながる工程を整理します。関係は仮説なので、自社の記録で確かめます。
数が多い指標ほど良いわけではありません。現場が変えられる行動と、結果に近い数字を組み合わせます。

3. 数え方と担当を揃える
商談や問い合わせの定義が部署で違うと比較できません。対象期間、重複、取消、営業投稿などの扱いを決めます。元データ、更新日、担当者を明示します。
数字を直す人と、次の施策を決める人も確認します。便利な画面を作る前に、同じ数字を同じ意味で読む状態が必要です。
4. 増えた理由を確認する
件数が増えたときは、母数、期間、対象の変化を見ます。小さな数字の短期変化を過大評価しないでください。仮説を一つ選び、確かめる情報と実行することを決めます。
数字を報告するだけの会議から、次の確認を決める会議へ変えることが、指標設計の目的です。
判断に使う比較表
| 段階 | すること | まず確認する内容 |
|---|---|---|
| 経営の判断 | 会議の最後に決めたいことを書く | 予算を増やす、対象を変える、対応を改善するなど、判断する内容を先に書きます。 |
| 最終目標 | 最終目標から途中の指標を選ぶ | KGIは目指す結果、KPIは途中で状態を確認する指標です。 |
| 途中の指標 | 数え方と担当を揃える | 商談や問い合わせの定義が部署で違うと比較できません。 |
| 担当が改善 | 増えた理由を確認する | 件数が増えたときは、母数、期間、対象の変化を見ます。 |
相談前のチェックリスト
- 目標が具体的
- 数え方が統一
- 数字の担当が決まった
よくある質問
KPIは多いほど細かく管理できますか?
記録と確認の負担も増えます。判断に必要で、担当者が行動へつなげられる指標へ絞ります。
具体的な仕様が決まっていなくても相談できますか?
困っている作業、利用する人、希望時期を分かる範囲でお知らせください。一般的な記事の内容をそのまま当てはめず、現状と制約から必要な支援範囲を確認します。
NEXT STEP / 次の一歩
自社の場合を、
一緒に整理する。
会議で決めたいことと現在の数字を教えてください。指標の定義から、見える化と運用を整理します。